![ウルトラジャンプ 2015年 03 月号 [雑誌]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61G-4FKnt%2BL._SL160_.jpg)
病の治療薬となりうる謎のフルーツ。それを売買する男をついに発見した康穂＆つるぎ。恐るべきその効果を目の当たりにした二人だったが、探っていることを"売人"に感づかれてしまい……
ネタバレを含むあらすじ感想です。
#040 大年寺山愛唱に迫れ！
参考：前回第39話の感想はこちら（http://xn--qfusdo8o71s.seesaa.net/article/412618190.html）
扉絵は康穂＆つるぎコンビ。"深追いの先に真実はある。"というアオリ。追跡がバレてかなーりピンチなはずなんですが、ここであえて強気に出てもっと探るということでしょうか。この二人あんまり攻撃に特化した能力じゃないので不安なのですが……
ページをめくると、ついにその能力を自覚した康穂のスタンド『ペイズリー・パーク』を抽象的に描写したものが。無数にあるドアの中に一つだけある正解を探し出し、進んでいくという表現。「あらゆる選択肢のなかから常に最善のものを選ぶことができる」というイメージですかね。様々なものに"導いて"くれる道案内スタンドですけど、想像以上に便利というか、導く対象がとても広いですね。。
フルーツの売人・大年寺山愛唱は自分を追跡してきたカエル型の機械＜スマホガエル＞を踏みつけ、挙句の果てに壁に蹴り飛ばします。これは康穂のスマホをつるぎ君のスタンド能力で変化させたものなので、スマホガエルが攻撃をされると本体である康穂つるぎ両名にもダメージが。女子供になんという仕打ち。と言っても愛唱は自分を探ってるのが何者なのかわかっていないんですけど。
ちなみに踏みつけられたときの擬音が「メメシャア」となってます。ツェペリさんの有名なあれをセルフオマージュしてて笑いました。
誰が何のために自分を追跡しているのか。辺りを見回しながら深く呼吸する愛唱。頭上の小鳥に反応したりとなぜかかなりビビってる様子。携帯を取り出し、夜露に電話をかける愛唱。
あっさり二人が知り合いだって判明しましたね。これにはびっくり。しかし夜露は定助によって再起不能、ただの岩の塊となってしまったため、電話に出られるはずもなく。最終的には危険と判断し、スマホガエルを踏み壊そうとします。
このピンチに康穂のPC画面にはペイズリーパークの二択が登場。先ほどは"最適解"と書きましたけど、最終的には康穂自身で選択しなくちゃいけないわけです。絶対に正解するとは限らない。バナナの皮を選ぶ康穂。愛唱はバナナの皮をふみ……
転ばない。すべりもしない。よろけただけ。
選択を間違ってしまったのでしょうか。しかしこの一瞬のうちにつるぎ君は『ペーパー・ムーン・キング』の能力を使い、"まわりの枯れ葉がすべてスマホガエルに見える"暗示にかけます。これでピンチ脱出。
しかも康穂はスマホカエルが踏まれたとき愛唱の身体を探り、彼が勤務しているスタジアムのセキュリティーカードの情報をゲット。職場を離れたのがたった9分前ということがわかりました。彼が抱え、そしておじいさんに売ったフルーツの鉢植えは、職場と公園との間でその時間内に行ける場所にあったということになります。
ふたたび夜露に連絡するも不在。そして先ほどのスマホガエルについて冷静に分析します。追跡してきた者と幻覚を見せた者。遠距離型スタンドをもつ二人であると。夜露同様にスタンドについての知識がかなりあるみたいですね。"俺と同じだ"というセリフがとても気になります。これは単純にスタンド使いを指しているのか、それとも……
スマホガエルを自分たちのもとに呼び寄せつつ、屋上から降りる二人。またしてもPC画面には選択肢が表示されますが、悩んでいるうちに時間切れになってしまいます。ちなみにイチゴがハシゴ。韻を踏んでますね。
スマホガエルと無事に合流し、つぎはスタジアムを目指そうとするふたり。康穂が呼吸した次の瞬間。
なんとその息から小さな竜巻が発生し、だんだんと大きくなっていきます。
その中からチラリと見えるスタンド像。ホワイトスネイク……というよりも、王冠のようなデザインの頭部が見えます。これが愛唱のスタンドですか。二人に近づいてきたそれによってつるぎ君は足を負傷。
逃げることを決意しますが、執拗に追ってくる竜巻。追跡してた二人が一転して追われる立場になってしまいましたね。
踊り場にあった窓から外にでることができますが、そのまま地面に飛び降りれる高さではありません。遠くに見えるハシゴ。先ほどの選択肢で選んでおけばよかったのはこっちだったのか……
窓から建物の中をのぞくといつの間にか竜巻は消えてしまいました。と思った矢先、二人の呼吸に反応するように、康穂の腕から竜巻が発生して……！
というところで今回はおしまい。今月も47ページと大ボリュームでした。
予想通り愛唱との戦いになりましたけど、虹村さんのスタンド『ボーンディスウェイ』と同じく自動追尾型なんですかね。呼吸に反応して相手を襲うというような。最初に愛唱が深く息を吐いたのが攻撃の合図だったのでしょうか。
前回はつながりがあるかも？だった夜露との関係も電話をしあう仲だっていうこともわかりましたしね。夜露は比較的自由に、自分の意志で岩状態と人間状態と変化できると思ってたのですが。岩助がフルーツを食べて元に戻ったなら、岩人間である夜露も定期的にフルーツを食べないとだめだったのかも。そうなると頻繁に愛唱から入手していた、つまりお得意さん(？)という予想もできちゃうかなと。
今のところ二人はこの窮地を脱するしかない状態だと思うんですけどね、どうやって攻撃に転じるのか、来月も楽しみです。劇中で定助を呼ばなくちゃと言ってましたけど、タッグパワーで助けを借りずに勝ててしまいそう。というかそれが見たいです。
他のジョジョ読者の感想も追跡しますか？＜YES＞/＜NO＞
@JOJO アットマーク・ジョジョ様：40話感想リンク集
http://atmarkjojo.org/archives/16261.html
そんな第40話が掲載のウルトラジャンプ3月特大号は2月19日(本日)発売。
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