ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/アベンジャーズと世界観を共有するシリーズ10作目。一癖も二癖もあるやつらの最凶チーム誕生!

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]


この夏に2作目も公開予定の大ヒット作『アベンジャーズ』をはじめ、アメコミヒーローを主役とした"マーベルシネマティックユニバース"の10作品目は、新ヒーローチーム「ガーディアンオブギャラクシー」の誕生と彼らの活躍を描くスペースオペラ。
トレジャーハンター。肉体改造された女性、口の悪いアライグマ……アベンジャーズに匹敵するくらい一人一人が個性豊かすぎ。
本日DVD/Blu-ray発売&レンタル開始。

あらすじ
自らスター・ロードと名乗るトレジャーハンターのピーター・クイル(クリス・プラット)。ピーターは無限の力を持つパワーストーンのオーブを入手するものの、その後逮捕され刑務所にぶち込まれてしまう。ピーターは天才メカニックのロケットら刑務所で出会った仲間と脱獄するも、オーブの力で宇宙を滅亡させようとする強大な悪と戦うこととなり……。(シネマ・トゥデイより)

いやー最高でした。期待をはるかに超えるクオリティ。面白さ。ギャグシーンにニヤッとしたり音楽にノリノリになったり。かと思えばグッとくるシーンあったり。大満足。

アベンジャーズの時はそれまで各キャラクターの魅力をこえでもかって理解して、ひっぱってひっぱって主役クラスが大集結!な感じでテンションが上がりましたけど、これはこれで非常に魅力的なキャラばかり。

2時間という尺の中で、それぞれのキャラのパーソナリティや良さをきちんと見せつつ、チームワークが芽生える『チーム誕生話の王道』をやってのける。それでいて惑星を破壊するほどの強大なパワーから人々を守るっていうスケールの大きな話を描いてるわけで。中身が濃すぎる。すばらしかった。

見る前は毒舌アライグマのロケットが一番好きになるかなと思ったんですけど、全員いい。アイアムグルードしか言わないのに声色や表情でなんとなく理解できるし、妻子を殺された悲しみに怒り狂うドラッグスにもとても共感できるし。アウトロー気取りだけど根底にある正義感がカッコいいスターロード。サノスの元で自分を殺して生きてきたガモーラ。団結するシーンの「全員立ち上がったぞ」ってシーンは泣けました。

ちゃんとその人となりがわかるのはもちろんのこと、それぞれ見せ場が用意されてるのがよかったですね。カッコよかった。全員を輝かせるという意味ではアベンジャーズという成功例があるのでそこは安心して見てましたけど。

あとヨンドゥまで活躍の場が用意されてたのが意外というか。あ、この人ホントに強いんだって見直しました。終盤あたりにありますのでご注目。

やっぱりそのラストにかけてのクライマックスが一番の見どころになるんでしょうが、あえてひとつ挙げると、敵の「なぜなんだ?」という問いに対する『ガーディアンズオブギャラクシーだからだ』は鳥肌ものでした。

その後の展開もヒーローものにふさわしいハッピーエンドという感じで、今後のストーリーがますます気になるばかり。エンディングののりのりのダンスと、マーベル同じみのおまけシーンもお見逃しなく。

アベンジャーズはその前後に公開されている、各ヒーローを主役とした他の映画を見ていない場合、正直その魅力が100%味わえない印象もあるのですが、このガーディアンズオブギャラクシーはこの作品で初登場なので、これ単体で楽しめます。17年には続編の公開もアナウンスされていますし、むしろここからという感じ。

もちろん世界観を共有していますので、今後アベンジャーズとも絡んでいくでしょうし、今回出てきたオーブはキューブ、エーテルなどとともにシリーズ全体を共有する重要なアイテムだろうし、サノスはアベンジャーズ2で本格的に絡んできます。コレクターが所有していたものの中など、これまでの作品を見てる人はおっ!と思えるようなシーンもありますので、シリーズ作品見るのをお勧めします。

ということで期待値も高かったけどそれを裏切らない本当に面白い映画でした。いわゆる地球人はクイルだけですが、すべてのキャラに感情移入して熱くなれる。素敵な作品。


AmazonのインスタントビデオでHD字幕版視聴。





インスタントビデオ(動画配信)(吹き替え版もあります)
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(字幕版)
(2014-12-23)
売り上げランキング: 7,892

HD版レンタルなら500円。





この記事へのコメント

この記事へのトラックバック