サンドラ・ブロックと「ブライズメイズ」でブレイクしたメリッサ・マッカーシーのW主演で送るアクション作品。見た目も性格も正反対!?な二人がだんだんと打ち解けあい、名コンビとなっていく様子がとても心地いい。これぞバディ(相棒)ムービー。
あらすじ
FBI捜査官のアッシュバーンは、切れ者だが傲慢高飛車な性格で同僚からも疎まれていた。あるとき、ボストンでの麻薬組織捜査を命じられた彼女は、大物逮捕で昇進を決めようと野心満々で現地へ乗り込む。だが、彼女がコンビを組むよう命じられた地元市警の刑事は、有能ではあるが野蛮で独善的、上司も文句がいえないデンジャラスな女性刑事・マリンズだった。相性最悪の2人はトラブルをまき散らしながら捜査を進めるのだが……。(WOWOW)
とにかく爽快感がある作品。スカッとしました。
コメディエンヌのメリッサは冒頭で触れた「ブライズメイズ」でも相当笑ったので期待してましたが想像以上のワイルドぶりで報復絶倒。一言でいうと、口が悪すぎる。よくもまあここまでのことを思いつけるよなぁと感心しちゃうレベルの罵声、悪口。彼女にとってはそれが挨拶代りなんでしょうけど、誰に対してもひどい物言いなのでいろいろ突き抜けてすがすがしいです。
そんな彼女に比べたらサンドラブロック演じるアッシュバーンもまじめ(オタク)でしょうけど、傲慢さが漏れちゃってて結構アレなんですよ。で、それがマリンズと触れ合ったことで悪いほうに(いいほうに?)影響されてて、文字通りのデンジャラスな二人に……
バディものは正反対で意見が合わない二人が少しずつ距離を縮めていくところにあると思うんですが、それがマリンズの家族と知り合ったり、事件捜査で一緒に行動をしたりするなかでだんだんと信頼関係が生まれていくっていうのをきちんと描いててとてもよかったですし、それでいて全体的にテンポがいいんですよね。
毒舌とかギャグを含めて、どんどん物語が進んでいく。爽快感があるのもこのあたりも関係してそう。
その信頼感、友情を感じさせてほろっとするシーンもありますしね。終盤の卒業文集とか……
もちろん事件捜査という面でも、アクションという面も面白かったですし。シリアスに決めるところは決める。やっぱり主演二人の演技すごかったです。
期待通りの傑作バディムービーでした。
WOWOWにて字幕版録画、視聴。
次回放送は1/18(日)よる8:00
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