ハングオーバーゲーム / 結婚式を控え独身最後の夜を楽しんだ親友4人。しかし目が覚めると、命がけの戦いハンガーゲームに向かう列車の中で……ヒット作のパロディ連発のお下劣ムービー。: 映画感想.net ～映画ファン「きよ」のオススメ作品紹介～

2015年01月10日 17:00

ハングオーバーゲーム / 結婚式を控え独身最後の夜を楽しんだ親友4人。しかし目が覚めると、命がけの戦いハンガーゲームに向かう列車の中で……ヒット作のパロディ連発のお下劣ムービー。

このジャケットだけでもうすべてを察してもらえるでしょうが、『最終絶叫計画』的なあれです。お下品お下劣パロディムービーです（WOWOWだとR15＋指定）
パーティの翌朝、ふと目が覚めると二日酔いで記憶が全くなく……というハングオーバーおなじみの展開から始まるものの、寝てる間にあの『ハンガーゲーム』に参加することになってたり、彼らと命を懸けて戦うのがテッド、ジョニー・デップ軍団、アバター、キャリー、デスパレードな妻たち、カットニスなどなど、どこかで見たようなキャラクターばかりで……
あらすじ
ブラッドリー、エド、ザックという3人は友人ダグの結婚式の直前、独身さよならパーティーのため、ダグを合わせた4人でネバダ州に旅行する。たくさん酒を飲んで二日酔いの状態で目を覚ましたブラッドリーたちは、ダグがいなくなったことに加え、自分たちが23世紀に飛んだことに驚く。そこで彼らは出場者たちに殺し合いをさせる試合“ハンガー・ゲーム”の出場者に選ばれ、若き女性戦士カットニプら異色の面々と戦うはめに……。（WOWOWよより）

この手のパロディ映画はもういくつネタを盛り込めるか、そしていかに笑えるかでストーリーは二の次なことも多いのですが、非常によくまとまってて、かなり"見れ"ます（笑）
おバカ映画ファンも納得のできだと思います。
「ピラニア」シリーズほかのジョシュ・ストールバーグが監督脚本を担当。

どの作品も知ってればより楽しめるとは思うのですが、やっぱりハンガーゲーム（1作目）を見ておかないといまいちかもしれません。結構オマージュというか、小ばかにしてるというのか。そういうシーンが多々ありました。カットニスと協力する黒人少女とか、重要な意味を持つ毒の実とか

もう収集つかないだろこれ、って思ってたやさき、ああいう風にまとめるとは。すこし強引かなとも思いましたけど、めっちゃくちゃくだらない映画なのに最後が妙に爽やかで。すごく好きです。

とりあえず1回みて気が付いた元ネタ列記してみます。
ハングオーバー、ハンガーゲーム、アバター、キャリー、ウォーキングデッド、デスパレードな妻たち、パイレーツオブカリビアン、チャーリーのチョコレート工場、ローン・レンジャー、ジャンゴ、ロードオブザリング（ホビット）、マイティソー、TED、マペッツ　某大統領も？たぶん他にもあると思いますが……

とりあえず『バカだぁ』（褒め言葉）とゲラゲラ笑いながら、頭空っぽにして見る作品
前述のとおりお下品なネタも多数含んでますので万人におすすめできないのは間違いないです。

WOWOWにて字幕版を録画、視聴。