約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語 / 最高の一本を目指した男の前に現れた天使……ワインに命を懸けた男の生涯。

約束の葡萄畑 -あるワイン醸造家の物語 [DVD]

舞台はブルゴーニュ地方。サブタイトル通り、最高のワインを作ろうと奮闘する一人の男の生涯の物語をつづるヒューマンドラマ。
ワイン造りをする夫を献身的に支える妻。そして地主の女性。さらには背中に羽を生やした天使も出てきて……
あらすじ
最高のビンテージワインを造ることを夢見る農夫ソブラン(ジェレミー・レニエ)は、ある真夏の夜、天使のザス(ギャスパー・ウリエル)に出会う。さまざまなことを語り合った彼らは再会を誓い合い、1年後にその約束を果たす。そして、ザスは毎年同じ日の夜に会うことを条件に、ソブランにワイン造りの助言をするが……。(シネマトゥデイより)


これまた内容をあまり確認せずにタイトルとジャケット写真だけでネットレンタルした映画なので、天使、(それも男性の!)が出てきたときはびっくりしました。夢を追い続ける夫を支えた健気な妻とのラブストーリー、王道の純愛モノだと思ってたので、余計に。

ワイン作り、というよりもブドウ栽培に苦労していく中でいろいろな季節のフランスブルゴーニュ地方が描かれているのでそこもまあ幻想的っちゃあ幻想的ではあるんですけど、超リアルな羽をしょった(?)天使の登場で一気にファンタジー色が増してます。
ネットの記事で見ましたけどそうとう重かったらしいです、あの羽。

でも諦めそうになるたびに励ましてくれる人知を超えた存在、という部分を見ると『おとぎ話』としてはよくあるパターンですんなり受け入れてる自分がいました。キリスト的、信仰とかによってはまた違って見えてくるんでしょうけど『守り神』がついててくれるから頑張れる。というような感覚でしょうか。

胸元がざっくりあいた服でその肉体美を惜しげもなく披露してる天使くんですけど、官能的な印象を受けましたね。主人公ソブランとも友情というのか愛情というのか信頼関係を越えた絆みたいなのを感じさせて。うちの夫をたぶらかすなー(?)という奥さんの心情もわかる気がします。

ジャケットで目隠ししてる女性は実はワイナリーの所有者オーロラで、この人とも仕事の上でのパートナーだったはずがだんだん……みたいなね。このあたりであれ、美しい夫婦愛の物語じゃなかったのかって気が付きました。

終盤に差し掛かって天使ザスの秘密が明らかになったり、すごい決断をしたりと思ってた以上に本筋に絡んできてきて予想外でしたが、『いろんな辛いことがあってそのたびに心折れそうになったけど、妻セレスト、天使ザス、そしてオーロラのおかげでやり遂げたよ』っていう基本スタンスはブレてないのでホントに主人公ソブランの伝記を読み終えたような感覚でした。

ラブシーンがあるためなのかPG12指定ですが、幻想的な世界と、夢に生きた男の生きざま、そしてクオリティの高すぎる天使の羽。ぜひご覧になることをオススメします。

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