グロ注意!謎のフルーツへ近づくため、鍵を握る男、5代目長男・東方常敏とのクワガタバトルが勃発。つるぎ君からの事前情報とスタンド能力を用い、何とか"第一取組"は定助が勝利を収めたものの、当然のごとく次の試合が始まり……
#036 第2局
参考:前回第35話の感想はこちら(http://xn--qfusdo8o71s.seesaa.net/article/404000118.html)
扉絵はクルーザー?に乗った東方家の一同と船頭で旗を振っている定助。『敵?味方?それとも…ノーサイド!?』というアオリの示す通り、常敏は今後どのような立場になっていくのでしょうか。今のところ東方家で定助の仲間と言えるのは、大弥ちゃんとつるぎ君(と岩助?)くらい。未だに憲助さんを100%信用できないでいるのは、僕だけでしょうか。
冒頭から康穂登場。スマホで『アマルフィ海岸』の情報を眺めていると、無意識のうちにスタンド『ペイズリー・パーク』が発動。突然TVのスイッチが入り、写真に写っっていたスポーツカーが疾走する映像が流れます。スマホの画面ミラーリング機能もびっくりですね。
しかし、あくまで康穂は"幻覚"だと感じているようで。これまで色々と康穂や定助をサポートしてきた自身の能力に気づく日はくるのか。とか思いながらページめくったらつるぎ君登場。彼女の『道案内』能力が必要になるから助けて欲しいというのです。やっと自覚するのか。でも康穂自身さえ知らないスタンド能力をよく知ってましたね。夜露はスタンドビジョンを見ただけでなんとなく予測してたみたいですけど、彼から聞いたのかな……
一方、メインとなる定助サイド。勝負の賭け、約束通り常敏が片方の眉を剃り落します。この状況を『楽しくなってきた』という彼。ちょっと怖いですね。定助の目的は相手をうまいこと"のせて"、最終的に彼が弱みを見せることですから結果的にはいいのかもしれません。でも一筋縄ではいかないオーラをひしひしと感じます。
そして誰もが予測した通り勝負は再開、第二局の提案をしてきます。『ここはグラディエーターが戦うための場所なんだからな』というセリフのカッコよさ。
グラディエーターってのはクワガタのことです。
定助はこれをうけ、賭けの商品として常敏の愛車『ランボルギーニ・ガヤルド』を指定します。眉ぞりから一気にスケールが大きくなりましたね!。しかし、これこそが事前につるぎ君とたてた計画だったのです。常敏のハンカチにフルーツの匂いがついていたということは、彼がこれまで移動してきた"場所"も重要な手掛かりになりえるということ。康穂にはそのドライブレコーダーを調べてほしいというのが、つるぎ君来訪の理由でした。
『ペイズリー・パーク』を使いこなせば、それ以上のことがわかってしまうような気もします。一気に核心に近づきますね。それにしてもシリアスな状況でもつるぎ君のダジャレ好き設定を持ってくるところが流石。『静かでもガヤルド』って何ですか(笑)
目的を悟られないようにする、賭け勝負にも勝つ。「両方」やらなくちゃあならないってのが、定助の辛いところだな。パラワン同士のバトルからうって変わって、常敏は今度は『ローゼンベルグ オウゴンオニ クワガタ』を対戦相手に選びます。体長こそ定助のパラワンより小さいですが、どうやらアゴの力が強い種のようです。その名の通り黄金色したクワガタ。ジャワ産。
前回、闘争心を煽ることが大切と自ら語っていましたが、第一試合に負けたことで一気に火のついた感のある常敏。勝利しても『定助の目玉をなめる』なんてまたしても『ランボルギーニ』と釣り合わない賭けをします。それだけ『勝ち』そのものをこだわるタイプ。言葉通り、全身で楽しんでるのが伝わってきます。
そして再び始まるクワガタ・バトル!先ほどの勝利で『勝ちぐせ』がつき、また体長差のあるパラワンが圧倒的有利に思えたものの、土俵際まで追い詰めにも関わらず定助のパラワンは突如ひっくり返され、身動きが取れなくなってしまいます。しかもうずくまり全く動かない。何が起こったのでしょうか。
そのまま馬乗りされ、足を折られてしまいます。グロ注意!しかしこれで負けるパラワンではありません、再び立ち向かうものの、ローゼンベルグに体当たりされ、その隙を突かれて土俵ギリギリまで突き飛ばされてしまいます。
焦る定助。常秀に昆虫図鑑をとってこさせ、急いで調べると昆虫が身を守る知恵『関節に衝撃を受けると仮死状態になる』という特性を利用していることが判明。なるほど、パラワンは"死んだふり"をしていたわけですね。その無防備な状態をうまくついて攻撃するローゼンベルグ。えげつない。
でもいくら鍛えられたアスリート・クワガタだとしてもそこまでの頭脳プレイが可能でしょうか、いやできません。おそらく常敏が何かをしている??彼も間違いなくスタンド使いでしょうから、そのスタンド能力を使っているのか。常襲に『ばれなきゃドーピングはルール違反じゃなない』と言ってますし、定助がスタンドを使ったということをなんとなく感づいた??
調子よく勝利した第一取組と変わり劣勢を極めている第二局、このまま負けてしまうのか気になるところで今回は終了。先月は休載だったため2か月ぶりのジョジョリオンでしたが、今回47ページも楽しめました。
康穂つるぎパートと同時進行でしたしね。
さらにウルジャン発売の前日、17日には待望のコミックス8巻が発売されました。ネット注文したため現在まだ僕の手元には届いてないのですが、感想まとめページの修正追記しようと思っております。
他のジョジョ読者の感想はこちら↓
@JOJO アットマーク・ジョジョ様:36話感想リンク集
http://atmarkjojo.org/archives/15456.html
36話掲載のウルトラジャンプ11月月号は10月18日本日発売!
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