ゾンビハンター2022 / 核戦争の影響でミュータント・ゾンビがあふれる地上。深刻な水不足の解決のため、博士を護衛する3人のゾンビハンター。: 映画感想.net ～映画ファン「きよ」のオススメ作品紹介～

2014年08月27日 19:26

ゾンビハンター2022 / 核戦争の影響でミュータント・ゾンビがあふれる地上。深刻な水不足の解決のため、博士を護衛する3人のゾンビハンター。

2012年に起こった核戦争。その影響でほとんどの人類は息絶え、ミュータントゾンビの影がうごめく中なんとか生きていた。しかし食料そして何より深刻な水不足に陥り絶望的な状況に。水をろ過する研究に命をかけるフェリックス博士は最後の望みをかけ、別の研究所へ向かうことを決意。途中、ゾンビハンターの3人と出会い……
ジョー・ディビソン監督、脚本、製作、出演。これぞ自主製作！なB級ホラー。
あらすじ
2022年、 “女豹”ゾンビ・ハンターが世界を救う…人類存続をかけた最後の死闘！SFセクシーアクション!　
西暦2012年、核戦争が勃発し、人類の大半は死滅、地球は正体不明のウィルスに冒されたミュータント・ゾンビが群居していた。それから10年後・・・　フェリックス博士は、人類の存続をかけ、僅かな正常生存者たちに必要な水を生成する研究を進めていた。ゾンビハンターのサムとウィリアム、そして、美貌のハンター・アコは、博士の研究に全てをかけ、彼をゾンビの襲来から護衛することに。　美しく逞しいアコは武器の製造に長け、密かにゾンビたちを一掃すべく巨大な秘密兵器を組み立てていた。　ゾンビたちの猛攻撃は近い。　はたして間に合うのか？
そして、人類存続の唯一の望みとなった博士の研究の行く末とは・・・衝撃のラスト！！
(Amazon商品ページより)

チープな作品でも独特の味があったりして何ともいない魅力がありまして、それをB級だとかZ級なんて言われますけど、この作品は完全に『監督さんがやりたかったことだけ』やってる作品なので、それともまた一線を画するジャンルですかね。全体的に映像が汚い……
ストーリー的にはあらすじにある通りゾンビと戦いながら、博士を無事に研究所まで護衛できるか、ゾンビハンター3人の活躍にそうご期待！な感じでして。基本的にはこのハンターたちとゾンビとのバトル（主な武器は銃）がほとんどのシーンを占めます。屋外はいいんですけど、屋内のシーンがね、もともと暗い場所っていうこともあって、ところどころ見にくかったのが少し残念でした。
もう一つ、彼らが目指そうとしてる第７研究所での物語もありまして、そちらと並行して展開していくんですが、結局メインストーリーに絡んでこなかったのでちょっともったいなかったかも。仲間が感染したら見捨てることができるのか、とか一応ゾンビ映画の王道ぽいことやってましたけどね。
あらすじに衝撃のラスト、とありますけど、ぶっちゃけ『なげっぱなし』なので、そこご注意ください。気持ちよく騙されるとか、予想外の展開にビビるとかの方向ではないです。
この手の作品によくあるジャケット詐欺（笑）ですが、一応女性ゾンビハンター・アコはメインのひとりですし、かなりの活躍をするのでまあそこまで間違ってはないと思います。

DVDレンタルで視聴。字幕のみ、吹き替え版未収録。