ガーディアンズ　伝説の勇者たち/ サンタやイースターバニーら所属するガーディアンズに加入した氷の妖精ジャックフロスト。自由気ままに生きてきた彼は戸惑うばかりで……: 映画感想.net ～映画ファン「きよ」のオススメ作品紹介～

2014年08月20日 19:02

ガーディアンズ　伝説の勇者たち/ サンタやイースターバニーら所属するガーディアンズに加入した氷の妖精ジャックフロスト。自由気ままに生きてきた彼は戸惑うばかりで……

「ルイスと未来泥棒」でも知られる絵本作家Wジョイスの代表作を「シュレック」「ヒックとドラゴン」のドリームワークスがCGアニメ化。サンタやイースターバニーといったおなじみのキャラクターたちは子供たちの夢や希望を守る『ガーディアンズ』という役割を持っていた。自由気ままに生きてきた氷の妖精ジャックフロストもガーディアンの一員に選ばれるのだが……
製作総指揮はギレルモ・デル・トロほか。
あらすじ
由気ままに暮らす妖精ジャック・フロストは、あるときサンタクロースこと精霊ノースに呼び出され、世界を守るガーディアンの一員になってほしいと頼まれる。悪夢をもたらす精霊ピッチが、世界を闇に陥れようとしているというのだ。戸惑うのはジャックだけでなく、ほかのガーディアンのメンバーであるイースターバニーたちも同じだった。ともに戦うことを決意したジャックだったが、ガーディアンズのチームワークは最悪で……。（WOWOW）

さながら妖精版アベンジャーズといったところで、子供たちに悪夢を見せるピッチことブギーマンが勢力を強めてきた未曽有の事態に新ガーディアンとして選ばれたジャックフロスト。これまで散々好き勝手に生きてきた彼に正義の使者のような仕事に戸惑うばかり。チームワークの悪さに付け込んだピッチの策略によってピンチに陥り、子供たちはだんだんと妖精を信じなくなってしまうのです。
出てくる妖精たちはキャラが立っていて夢の妖精サンドマン（ザントマン）については初めて知りましたがすんなりと物語に入り込めました。ピッチとの戦闘シーンなんかもあるのでブーメランを使うイースターバニーだとか面白かったし、カッコいいしかわいかったです。
そういったバトルシーンだけじゃなく、夜の街を縦横無尽に駆け回るところや、それぞれの能力を発揮する場面などのスピードが感がすさまじく、CGの技術の高さを感じました。主人公が氷使いなのでいろいろなものが凍ったり、雪を降らせたりといった演出もとても幻想的でした。
子供たちが信じてくれればパワーも出て、また姿が見えるという設定もちゃんと活かしていたし、ジャックフロストが妖精になる前の記憶だとかちょっとホロっとくるシーンもあったりして全体的によかったです。もちろん子供は子供で楽しめると思いますしね。
最初自分勝手なジャックフロストにいい印象を受けませんでしたが、気がつけばだんだん好きになっていったそんな映画でした。

オススメはパワーが弱まってしまったときのイースターラビット。かわいすぎる。

WOWOWにて吹き替え版視聴。
次回放送は9月30日。