Ｄ－ＷＡＲＳ / 500年の修業を経て龍になる天界の大蛇。伝説と前世からの約束。世界をとるか、彼女をとるか。: 映画感想.net ～映画ファン「きよ」のオススメ作品紹介～

2014年06月10日 19:03

Ｄ－ＷＡＲＳ / 500年の修業を経て龍になる天界の大蛇。伝説と前世からの約束。世界をとるか、彼女をとるか。

龍の伝説を下敷きに作られたSFモンスターパニック作品で、シム・ヒョレ監督製作脚本。
韓国の映画でありながらアメリカ公開を視野に入れており、登場人物もほとんど白人。アメリカでは2000の映画館で公開され、初登場5位。
500年の修業を経て龍になるという天界の蛇。しかしそのためには一人の人間が鍵で……
あらすじ
ロサンゼルスにドラゴンのようなクリーチャーが突如現れ、街中を破壊し尽くしていた。現場を取材していたリポーターのイーサン（ジェイソン・ベア）は、この惨事が少年時代に聞いた500年前の伝説と関係するのではないかと思い出す。そして自分が、世界を救う宿命を負った女性を守る戦士と何かしらのかかわりがあると気付いた彼は、その女性を捜し始めるが……。(シネマトゥデイより)

深夜に放送されていたのを録画したこともあってB級映画かなとあまり期待せずに視聴したのですが、これがかなりいい出来でびっくり。メインとなるヘビや恐竜っぽいモンスターのCGが全然安っぽくなくてかなり「見れる」レベルでした。
ストーリーのカギとなるのは500年前悲劇の死を遂げた二人の男女で、蛇イムギが龍になるためには一人の少女の命（ヨイジャ)が必要で、彼女をささげならない戦士はそれができずに来世の再会して海に身を投げます。
そして生まれ変わったのが主人公イーサンで、聖なる蛇イムギだけでなく悪い蛇ブラキまでもが現代に表れ、今回も運命の女性サラの命を狙います。
アメリカの軍隊VSブラキが呼び寄せたクリーチャー軍団のバトルも面白かったですが、終盤にあるイムギとブラキの戦いですかね。善と悪ってめちゃくちゃわかりやすい設定ででっかい蛇同士が戦ってるんでね。暗雲立ち込める中なのでもうちょっと明るいところで見たかったかな。

テレビで深夜に放送された字幕版を録画、視聴。