ソウルサーファー / 信念で「逆境」という波を乗りこなした少女の、感動の実話。

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13歳の時事故により腕を失うも今現在もなおプロサーファーとしての活躍を続けるベサミー・ハミルトンの実話を基にした感動作。
主演のべサミー役は「マンハッタンに恋して」で主役をつとめるアナソフィア・ロブ。彼女を支える両親をヘレン・ハントデニス・クエイドが好演。
あらすじ
幼いころからプロサーファーになることを夢見ていた勝ち気な少女ベサニーは、毎日、美しいハワイの海と親しみ、母からは“マーメイド(人魚)”と呼ばれていた。ある日、ベサニーはサーフィン中にサメに襲われ、一命は取り留めるものの左腕を失う。絶望の中、サーフィンと決別し、別の道を歩もうとするベサニーだったが、サーフィンへの思いを捨てることはできなかった。厳しい訓練と家族の支えで、彼女はサーフィンに再挑戦する。(WOWOWより)


これはあらすじや予告編を見ただけでジーンときてしまったので覚悟して視聴したのですが、やっぱり何度も泣かされました。ご注意ください。
もちろん根幹となる、逆境にめげずに夢に向かい努力する少女の姿は涙を誘うんですけど、事故の時も取り乱さず、ただ再びサーフィンをすることだけを見てできることをやろうとする気丈な姿と、信頼し、姉のような関係のキリスト教伝道師の前で本音を吐露するところのギャップだとか。頑張って前だけ向こうとしても想いに体がついていかずに心折れそうになったりだとか、そいった等身大の少女の心情を丁寧に書いてて。
そのあたりが単純な「お涙ちょうだいもの」で終わってなかったのもよかったですし、大会で結果を残せるのかどうかというスポーツ青春モノ的要素も燃えましたし。
彼女を支える家族と友人が素晴らしくてそこもとってもジーンときました。本人もショックだけど親だってキツイですよね。生きていてくれたのが何よりありがたいと思っていても、健気な娘の姿を見ていると。
好意を匂わせる程度で恋愛要素はほとんどなかったのと、性格悪く描いていたライバルについても最後は……だったのも満足。
「今は両手で抱きしめるよりも多くの人を勇気づけられる」って言葉は涙腺が崩壊しました。
予想した通り最後にはホンモノのべサミーや家族の映像が流れましてそこでもまた涙ボロボロ。

べサミーの父親の口癖「お前ならなんだってできる」って言葉がありましたが、誰かにそうやって言われることも大事だよなと思いました。
辛いことがあっても頑張っていけるはずだ。改めて感じた、とても素晴らしい映画でした。

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