人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女 / 山田真歩主演。「恩を仇で返す」という言葉の意味を噛みしめるブラックコメディ

人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女 [DVD]

山田真歩さんの出演作を調べていた際に見つけ、そのタイトルに惹かれレンタル。
どこにでもかならずいる(というレベルを逸脱してる気が……)嫌な女、山田真歩(役名)がネットドラマ製作をめざし、協力者をはじめ周りの人々を振り回しまくるブラックコメディ。
自主制作映画が数々の映画賞に輝く加藤行宏監督脚本。
あらすじ
パッとしない舞台女優、山田真歩(山田真歩)は、自ら主演のネットドラマを作ることを思いつく。ロケ地の田舎町で撮影協力を得ることになった真歩だったが、彼女は人の善意を次々とあだで返していく女だったのだ。そしてついにドラマは完成するものの評価されず、真歩は再チャレンジを決意する。(ヤフー映画より)


よくもまあこんな主人公にしたな、といういうくらいのひどさ。普通なら「周りをしっちゃかめっちゃかにしちゃうトラブルメーカー、だけどどこか憎めない」というレベルで済むと思うんですけど。
劇中の『人に嫌われる才能がある』という評価がぴったりのトンデモキャラクターで。そんな役を見事に演じ切ってる山田真歩さんすごいなぁと。特にイラッと来た時の目ヂカラがきつかったですね。しかも役名そのままだし。レンタネコ、という映画を見て不思議な魅力がある女優さんだなと思ってたんですが…
この主人公にイラつかされた人々さすがに爆発するだろうなぁと見ていたのですが、やっぱりという感じでしたね。音楽の使い方と相まって、ちょっとスカッとしました。ただし大したダメージを追うわけでもなく、なんだかんだでハッピーエンドぽくまとめちゃってるのでカタルシスを期待しすぎるとちょっと裏切られるかもしれません。
映像特典で加藤監督の短編映画が2本収録されてまして。「善人」はオチの方向性が予想できちゃいますけどとにかく勢いで爆笑させられましたし、気づけばゴリラのものまねをしてるかも
「機械人間11号」は実写とCGの融合のような、新しい演出だったしお話自体も面白かった。特に戦闘シーンの描写が見ごたえありました。

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