サイレントウェイ / 深夜のコインランドリーで鉢合わせしたのは、イケメン吸血鬼。スリラーなのになんか笑っちゃう作品。: 映画感想.net ～映画ファン「きよ」のオススメ作品紹介～

2013年12月20日 10:09

サイレントウェイ / 深夜のコインランドリーで鉢合わせしたのは、イケメン吸血鬼。スリラーなのになんか笑っちゃう作品。

４日連続ソリッドシュチュエーションスリラー紹介のラストは２０１１年シッチェス映画祭で注目を集めたスペイン産ヴァンパイア映画。
モデルを夢見、ホテルのスタッフとして働くローサ。仕事帰り、家のそばにあるコインロッカーに立ち寄った彼女の前に現れた美青年。談笑しあい、二人はいい感じになるかに思えたが、彼が巷を騒がしている連続殺人鬼であることがわかり…
あらすじ
モデルになることを夢見ながらホテルで働くローサ。ある晩、仕事からの帰りに立ち寄ったあまりひとけのないコインランドリーで、彼女は怪しい風体の男と出くわし、思わず胆を冷やすが、そこへ新たにハンサムな青年が姿を現わす。彼と入れ違いに怪しい風体の男は店を出ていき、急場を救われてほっと安心したローサは、ガブリエルと名乗る青年と話を交わすが、やがて相手がちまたを騒がす連続殺人犯であることに気付いて慄然とする。(WOWOWより)

ホラー映画なのにどことなくポップな雰囲気。サクッと見れちゃう。
００７を意識したように主人公ローサが踊るシーンをカラフルな映像で流れるという始まり方で、いきなり「あれ？ホラー映画だよね」と確認してしまいましたが、全体を通じてどことなくポップ感が漂ってまして、恐怖の中にどこかコントっぽい雰囲気が。
画面を二つに分割してそれぞれの視点を描いたり、コインロッカーという密室から出られないこと、近くに住む姉へも危険が迫ること。結構息が詰まる展開だったりして普通にスリラーなんですけど、なーんか笑ってしまうんですよね…
まあ一番笑ったのはオチの付け方で、なるほどねー、という感じでした。
他３作品とはちょっと毛色が違う映画ですが、あんまり緊迫感ありすぎるのも良くないですからね。
主演のアナ・デ・アルマスさんは美女というよりとてもキュートな女優さんでした。

WOWOWにて字幕版録画、視聴
次回放送は１月１１日
※この日は僕が火曜から今日まで紹介した「エレベーター」「WES/NO」「ATM」「サイレント・ウェイ」を４連続放送するみたいです。