黄金を抱いて翔べ / 金塊を盗む計画を立てた６人。しかし様々なトラブルに見舞われ…: 映画感想.net ～映画ファン「きよ」のオススメ作品紹介～

2013年11月20日 10:36

黄金を抱いて翔べ / 金塊を盗む計画を立てた６人。しかし様々なトラブルに見舞われ…

黄金を抱いて翔べコレクターズ・エディション(2枚組)(初回限定版) [Blu-ray]

妻夫木聡、浅野忠信、桐谷健太、西田敏行、チャンミン(東方神起)、溝端淳平という豪華共演。高村薫のデビュー作にして第3回日本推理サスペンス大賞作を井筒監督が映画化。
６人の男による金塊２４０億円分の強奪計画を描くケイパー(金庫破り)ムービー。
あらすじ
二十数年ぶりに故郷の大阪に帰った幸田は、過去に過激派や犯罪者を相手に調達屋をしてきたが、学生時代からの友人・北川は彼に、ある大手銀行の本店地下にある240億円分の金塊を強奪しようと持ちかける。北川と幸田は北朝鮮の元スパイであるモモら計画に必要なエキスパートたちを集め、総勢6人の強奪チームを結成。準備を開始するが、ダイナマイトを盗んだのを機に幸田を知る裏社会の人物が接触してきて、事態は意外な方向へ。(WOWOWより)

活動家、外国まで絡んできて難航する強盗計画。最後まで手に汗握る展開。
WOWOWの解説に「骨太」って文字がありましたがまさにその通りで、着々と進んでいく準備に加えて次々に舞い込んでいくトラブルに息つく暇もないハイテンション。出身国。昔の仕事。カジノと反社会勢力との因縁。裏切り…
６人のうち一番のメインは妻夫木扮する幸田ですが、こんな計画に参加するメンバー、誰もが色々なものを抱えて生きており、その人間像がありありと伝わってきました。
こういった「チームがそれぞれの技術やコネを利用して大きなことを成し遂げる」というのはワクワクしますし、犯罪なんですが無事の成功を応援してしまいます。
ヤクザ？役の青木崇高さんの役柄何度も何度もやられて、って思ってたら。ああいうのは本当にきつい。

最後までどうなるかわからないのと、終盤あたりからの嫌な予感がひしひしと漂う感じでのめり込み過ぎると見終わったあとどっと疲れる感はありましたが、非常に面白かったです。メイン６人の悪役としての魅力も出てましたし、かっこよかったです。

WOWOWにて録画、視聴。
次回放送は11/28（木）よる8:30
12/15（日）午後1:45