つるぎのスタンド能力が解除され、東方家の地下に戻ってきた康穂。謎の部屋から覗く、目線の正体は??そして今明かされる東方一族の「呪い」とは。解決したのも束の間、彼女を襲う新たなスタンド攻撃!?
#026 地下室の住人
参考:前回第25話のあらすじ感想はこちら(http://xn--qfusdo8o71s.seesaa.net/article/377946309.html)
今回はウルトラジャンプ表紙&カラーページ3枚とかなり豪華で、表紙とカラー見開きが似た構図になってまして。モチーフは行進? 表紙の「進め、運命の導くままに」カラーの「敵と味方を分けるもの、それは『信頼』」かなりグッとくる煽りです。大弥ちゃんや虹村さんはある意味定助の味方とも言えますが、今回の一件で康穂とつるぎ君の関係もまた、良い方向に変化した…!?
数話前にも登場した地下の部屋に戻ってきた二人ですが、スタンド攻撃しまったことを詫びるつるぎ君。予想通り単純に「一緒にいて欲しかったから」という理由でしたね。さらに彼のスタンド能力「ペーパー・ムーン」の説明をしてくれます。康穂はスタンドという概念自体知らなかったのでそれも説明されてました。ここで定助のこと思い出しても良さそうなのに特に言及せず。折り紙に触れたもの相手に顔やデザインの区別をつかなくさせるというのはもうわかっていたものですが、『「壁の目」に近づくと目覚める』と明言されたことや、その時に憲助や鳩の顔も描かれてるところ注目です。常秀はつい最近発現したばかりですが、あの定助との初対面の時まで壁の目に近づかなかったのでしょうか。
パームーンの元ネタはおそらく[It's Onlly A Paper Moon/Nat King Cole] ナットキングコールといえば彼の叔父である常秀のスタンドですね。
距離が近づいたことで核心にせまる康穂。地下室について尋ねます。つるぎ君が女の子として育てられた理由。それは東方家の長男は10歳になると病気になり、この建物はそれを治すためのもの。
お医者さんには治せない「皮膚が石のようになる病気」だけどこの建物を使うことで治る、その証拠に憲祐やつるぎの父常敏も治ったという。石のようになる…というとジョニィの妻、理那さんを思い出しますが、康穂が連想したのはホリィさん。奇病の関連性はいったい……!?
そんなことを考えながらも、疲れて眠ってしまった康穂の前に現れた謎の男登場。まさか彼が前回覗いていた目線の正体!?今回のサブタイトルも「地下室の住人」ですし。
いきなり壁際に立っていたこの男。もしかしてとなりの部屋からすり抜けてきたんでしょうか。奇抜なファッションに身を包んだ彼は目からフィルムを引き出し(?)サランラップのように安穂の顔や手に被せ、上から水をかけています。どうやら彼女をピンチにすることでスタンドを出現させることが目的のようで、出てきたペイズリーパークを冷静に分析しています。「無意識な操作が一番可愛い子 頭脳で考えるとおのれ自身を滅ぼしがちになる」という意味深な発現。ペイズリーパークはどんな窮地も打開するかなり強力な能力ですし、もし康穂がその存在に気がついてしまうと、効果が弱くなったり、頼りすぎて…という展開もありえそうです。
さらに痛みつけようとする男の手をすり抜け、定助の元にいくペイズリーパーク。守護霊っていうか影っていうイメージがしっくりくるスタンドですね。スタンドが近づいたおかげでつるぎ君のことを思い出し、東方家に戻ることを思いつきます。この前もそうでしたが、康穂にとっての最善=「定助が助けに来てくれる」ということなんでしょうね。
余裕ぶっこいた男は自己紹介を始めます。名前は八木山夜露。28歳。建築家。康穂らをずっと見ていて(だからスタンドのことも知ってる)さらにS&Wを否定したり、記憶は戻らせないなど、定助とも因縁のありそうな口ぶりです。胸に「H」ってボタンがあるからイニシャルかと思ったのですが関係なかったです。
そんな隙をついてバナナの折り紙をおって転ばせ、スタンド攻撃を解除することに成功。いつの間にか八木山の姿はありませんでした。必死の思いで部屋を出る安穂ですが、初めて見る相手。新たな東方家の謎に困惑するばかりです。部屋にはしっかりと鍵がかったいたことからも男がどうやって入ったのか疑問ですが、シューッという擬音、そしてペイズリーが移動した天井の穴がクローズアップされてたところを見ると、体自体を変化させられる能力なのかも。
一応ペーパームーン編が終わってどうなることかと思っていたのですが、まさかの新キャラとは。しかもすごくかっこいい(名前も含めて)結構なお金持ちなので、お手伝いさん(虹村)の他に庭師とか出てこないかな、なんて思ってたんですが、建築家ですか。でも東方家とどの程度の関係なのか、そしてつるぎ君は何か知ってるのか。気になるばかりです。
そんな26話掲載のウルトラジャンプ12月特大号は11/19(本日)発売。
JOJOraDIOのCDが付録です!
他のジョジョラーさんが書いた感想のリンクは@ジョジョさんのこちら↓で。
http://atmarkjojo.org/archives/2013/2013-11-20-002879.html
さらに短編集「岸辺露伴は動かない」も同時発売。ひとつ前のエントリでご紹介してますのでそちらもどうぞ。
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