いよいよ11月1日に公開になるSPEC完結編前篇「結(クローズ) 漸ノ篇」この脚本をもとにした小説版(ノベライズ)が昨日発売になりましたので、さっそく購入、最優先で読了しましたので、感想を書きたいと思います。
ネタバレも含んじゃってますのでご注意ください。
予告
予告や公式サイト(http://www.spec-movie.jp/04chara/index.html)を見ていたので各キャラクターについてすんなりとイメージすることができました。
野々村係長かっこよすぎ。
今回はこの一言に尽きると思います。雅ちゃんの手紙とかこれまでもなんとなく予感はしていましたが、当麻や瀬文に人類の未来を託すかたちで……
映画のキーキャラクタとして紹介されてた向井理ふんする白い男セカイと、その仲間として大島優子。相変わらず人類の行く末を操る存在として出てきまして、ラプラスやガイアという単語も含め、まだまだ謎が多いです。バベルの塔を引き合いに出したりと、自分たちを神のように捉えてます。
オカメの仮面をつけたセカイの兄(?)も気になるところですし、実際に国際社会を操るプロフェッサーJも。
基本的には「SPECホルダーを殲滅させようとする動き」が起こる中で、日本だけはそれに反対の立場をとり、というお話でして、能力者に対抗する手段としてウイルスが登場。プロフェッサーJやセカイは「能力を持つ者VS持たない者」の戦いを煽ってきますし、日本側としてはウイルスを基にワクチンを作らなければならない。
真実を見極める目をもち、正しくSPECを使いこなせることを信じた野々村係長は一人で行動をとるのですが、そこが本当によかった。これまでもかなり深いこと言ってるんですけど、「引き継ぎ書」や、最後の部下に対する言葉。あれはぜひ映像で見たいです。
死体を操るSPECや、水を自由に使うSPEC(ジョジョ)など新しい能力も出てきますけど文章だけなのでね…映像で見たい(2回目) でもアクションというよりもストーリーがどう動いて行くのか、前後編でどのように完結するのかっていうのが大きかったので。
こんなシリアスな状況の中でも冒頭の瀬文の病室でのやりとり(バナナ医者含む)や、餃子ロボになってしまったあの人のストーリー、ちょっと変わってる当麻の先輩。そして何よりSPECおなじみの随所に挟まれた小ネタ
で笑いもかなりあって、そこもよかったです。
零で完全にケイゾクとの流れを明確にしてきましたが、今回も柴田と思われる相手との電話や「青い柿ピー」などが出てきて、後篇に中谷美紀出てくるのではないか?という期待が出てきました。
そして、死んだと思われていたあの人生きてました。
一応区切りのいいところで終わってますが、非常に続きが気になりますし、次の「爻ノ篇」で本当に完結なのでどんな終わりを向かえるのか、今から楽しみです。
爻ノ篇のノベライズも11月25日に発売予定。
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