探偵はBARにいる / 大泉洋がハードボイルドな探偵を好演。相棒に松田龍平。謎の女性からの依頼と、1年前の悲しき事件。

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東直己の小説ススキノ探偵シリーズ2作目「バーにかかってきた電話」を原作にしたハードボイルドエンタメ映画で、普段コミカルな役柄も多い大泉洋とひょうひょうとした雰囲気の松田龍平が探偵とその相棒を好演。
ある日行きつけのバーにかかってきた謎の女性からの電話。詳細も明かされぬままに依頼内容の指示通りに探偵だったが、"その筋"の男たちに命を狙われることに。
謎の女性コンドウキョウコの真意とは。すべては1年前の悲しい事件につながり…
あらすじ
 札幌のススキノでグータラな男・高田を相棒に探偵稼業を営む“俺”。携帯電話を持たない彼との連絡手段は、もっぱら彼が入り浸るBAR“ケラーオオハタ”の黒電話。ある夜、その黒電話に“コンドウキョウコ”と名乗る女からの奇妙な依頼が舞い込む。いぶかしく思いながらも、簡単な依頼と引き受けてしまった探偵。案の定、その筋の男に拉致されて危うく死にかける。腹の虫が収まらない探偵は、キョウコの依頼とは関係なく、報復へと動き出す。調べを進めていく探偵は、その過程で謎の美女・沙織を巡る不可解な人間関係と陰謀の匂い渦巻く複数の事件に行き当たるのだが…。(allcinema.comより


まったく笑いがないわけではないですが、緊張感を和らげる程度で、基本的にはシリアスな展開、そしてラストはとても切ないお話なので、めずらしく(?)大泉さんがほとんど真顔。
髪形としゃべりで調子のよい面を見せつつ、「探偵を続けてきただけはあるな」と思わせる修羅場をくぐってきた男感がにじみ出てて、カッコよかったです。
基本的に主人公は探偵である"俺"ですが、調査に同行したり、ピンチを救ったりと相棒の高田もかなりの活躍を見せます。この高田も少し変わった、というかマイペースな男で、本人はいたって真面目なのにどこかすっとぼけた会話は面白かったです。
それと高嶋政伸さんはぶっ飛んだ役で怖いというより笑ってしまいました。最近こういう役多いのは気のせいでしょうか。
探偵モノなのでだいたいの方向性はわかっていましたが、思った以上に深い、心を締め付けるストーリーだったのでコメディを期待してみるひとはご注意ください。主演の大泉いわく「大人の映画」とのことですが、確かにこれは大人向けの小説だなぁと思いました。
そうじゃなくてもすぐに察しがつくとは思うのですが、映像化されたせいで電話の主が声でわかってしまうのが……小説ならミスリードとかも可能でしょうが、最初に思いついた予想が確信に変わるので、ボイスチェンジャーを使うとかしてもよかったかな、と思いました。
※誰が依頼してるかわかったところで、その真意の方がよっぽど重要なので別に問題ないとも思いますが。

大ヒットした2作目のDVDも11月?発売だそうですが、三作目の制作も決定してるそうで。できれば原作本も読んでみたいなと思います。

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