ねこタクシー / 人付き合いの苦手なタクシー運転手が偶然出会った猫。心温まる人間ドラマ

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カンニング竹山が人付き合いの下手なタクシードライバーを好演。連続テレビドラマと映画のクロスオーバー「ネコナデ」「幼獣マメシバ」のスタッフが贈るハートウォーミングドラマ。
公園で見かけた「御子神」という名札のついた猫。タクシーの中で休憩しているといつの間にか車内に入ってきてしまい、仕方なく彼も載せたまま営業することに。猫がいることでいつも以上にお客とコミュニケーションを撮れてる自分がいて…

あらすじ
 人付き合いが苦手なタクシー運転手の間瀬垣勤は、営業成績も悪く、妻や娘からも信頼を得られず、仕事も家庭も良いところなし。そんなある日、休憩中の公園で“御子神”と書かれた首輪をつけたおっさんのような雰囲気の三毛猫と出会う。そして、ひょんなことからその“御子神さん”を乗せて営業を始めた間瀬垣。すると、御子神さんが媒介となって苦手な人付き合いも上手くこなせるようになり、成績も上向いていく。こうして、“ねこカフェ”ならぬ“ねこタクシー”は順調にいくかに思われたが…。(allcinema.comより


動物が好きな人なら心揺さぶられること間違いなしの感動ストーリーでした。
人が「あるきっかけによって新しい生き方を見つける」というのは王道ストーリーですが、この映画の場合は猫ちゃん。神々しい名前の御子神さんですが、本当に「神の使い」といいますか、主人公にとって人生の転機。
間瀬は不器用すぎて&あまり自分を前に出せずに人との関係がうまく築けないタイプで、前半それらを際立たせるような「事業所内で成績最下位」や「娘に対する威厳がない」演出は見ていて気の毒になるほど。
それがねこを買うことで家族との関係も良好になり、ねこのいる珍しいタクシーとして成績もアップ。ただこの映画というか間瀬のすごいのは『棚ボタ的に舞い込んできた幸運』ではないということ。出会いを、そして御子神さん(+小麦)を大事に思う気持ちのみで奥さんを説得したし、自分のためではないんですよね。
後半にかけて『ねこタクシー』に立ちはだかる「障害」も、どうなることか本当ハラハラしながら見ていましたが、そういった間瀬の真摯さみたいなものがああいう結果につながったんじゃないかなと思いました。
その”障害”ともいえる内藤剛志さんや、同僚の芦名星さん、甲本雅裕さんら脇役もすごくいい味を出していて、全体的な派手さはないのに心温まる作品でした。
奥さんとドライブするシーンとか何気ないシーンがすごく良かったです。
ドラマ版とは結末を含めストーリーに違いがあるそうなので、いつかそちらも見てみたいです。

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