逆転裁判 / 人気ゲームを三池監督が映画化。主演は成宮寛貴。おなじみ「異議あり!」も登場。

逆転裁判 [Blu-ray]

カプコンから発売されてる人気ゲームソフト「逆転裁判」シリーズを原作に、「ヤッターマン」「忍たま乱太郎」など実写版を成功させてきた三池崇史監督による法廷モノ。
主演の成宮寛貴のほか、斎藤工、桐谷美玲など、コスプレといえるほど原作に忠実なビジュアル、ゲーム同様のハイテンションという演出ながら、裁判、そしてメインとなる事件に隠された15年前の真実を重厚に描写し、その絶妙なバランス感覚で見事に笑いあり、涙ありな作品。
あらすじ
20XX年、政府は凶悪犯罪の増加に対応し、弁護士と検事を直接対決させ、わずか3日で結審する“序審裁判”制度を導入した。新米弁護士・成歩堂龍一の上司・綾里千尋は、長年追っていた事件に関する新証拠を見つけたというメッセージを残し、何者かに殺される。だが逮捕されたのは千尋の妹で、霊媒師の卵・真宵だった。成歩堂は真宵の無実を信じて弁護を引き受け、幼なじみでもある冷徹な天才検事・御剣怜侍と法廷で争うことに。(WOWOWより


実は逆転裁判をプレイしたことがなく、特徴的な髪形と「異議あり!」というイメージしか持っていなかったのですが、それでもすんなりと世界に入ることができました。
成宮くん演じる成歩堂(なるほどう)は凄腕弁護士というわけでもなく、土壇場で突拍子もない、法廷の流れを「逆転させる」ほどの発想をひらめき、見事無罪を勝ち取るという男で、普段のダメっぽいコミカルな姿と、法廷で鮮やかに弁をふるう姿のギャップがとても良くて、カッコよかったです。
大きく分けて二つの事件が起こり、前半はあらすじにあるように御剣(みつるぎ)との戦い。そして後半はというと、とある事件発生によって、御剣が容疑者とされ、成歩堂は彼の弁護をすることに。
その事件の陰に隠れた、15年前の悲しい事故の真実。それが冒頭の事件とも関わってきて……
法廷、そして重い内容ながら、ところどころにギャグっぽいシーンを挟むことで適度に肩の力を抜いて見ることができ、そのバランスがとてもよかった。もうひとりの幼馴染、矢張(中尾くん)がすごくいい味だしてました。
色々と移植されてるようなので、いつかゲームの方も挑戦してみたいなと思いました。

WOWOWにて録画、視聴。
次回は9月7日、16日放送。

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