幸せの教室 / トム・ハンクス&ジュリロバ共演。人生を変える出会い。

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トムハンクスが監督主演した感動作。学歴を理由にリストラされてしまった中年男性。心機一転、彼はカレッジ(短大)に入学。勧められるまま、経済学そして「スピーチ217」を受講。そこには無気力な女教師(ジュリアロバーツ)らと出会い…
人生をやり直すのに遅いってことはない。がんばる勇気をもらえる映画。

あらすじ
真面目な中年男性ラリーは仕事が生きがいで、勤務先の大型スーパーでは優秀な販売員に贈られる“今月の人”に8回も選出。だが突然、リストラが宣告される。大学を出ていないことでこれ以上の昇進が望めないというのが理由だ。落ち込むラリーだったが、隣人ラマーから知識は武器になるから教育を受けろとアドバイスされ、イーストバレーにあるコミュニティーカレッジに入学。そこで彼は無気力な女性教師メルセデスと出会うが……。(WOWOWの番組詳細より


予告編からして期待値が相当高かったのですが、それを裏切らない傑作ヒューマンドラマでした。
どうしてもトムハンクスとジュリアロバーツとの恋模様を予想しがちですが、それ以上に同級生との交流など、彼が大学に進学して起こる「良い変化」がとても素晴らしくて、心が温かくなります。
車との燃費の違いから古いスクーターを買い通学に利用するのですが、その縁で「走り屋たち」と仲良くなり、くたびれた中年のおじさんが、どんどんカッコよくなるのはよかった。どこかで調子こくんじゃないみたいなしっぺ返しが来たら嫌だなと思ったんですが、最後までいい奴だらけでしたし、これまた人生を変える出会いだったと思います。
そういうトントン拍子みたいなところで現実とのギャップを感じますが、映画の中でのストーリーくらい終始ハッピーでいいと思うんですよね。それに勉強に、学費を稼ぐバイトに、すべてに一生懸命取り組んでた彼の行いを見ていれば、幸せの連鎖にもうなづけます。
経済学のマツタニ教授としてジョージタケイさんが出演してます。本人はまじめなのにどこか笑えるという僕の好きなタイプで、いい味だしてました。
一番心にくるのは、予告編の終盤にも挿入されている、講義の最終日、成績にかかわる課題スピーチのシーンです。もうこれが素晴らしくて、まさにこの映画の集大成っていう感じでした。内容もそうですけどトムハンクスの演技も最高。

ジュリロバ出演作は久しぶりに見ましたが、どこかキャメロンディアスのバッドティーチャーを思い出しました。彼女もまた、ラリーという生徒との出会いで人生が変わったのかも。そう思いました

原題は主役の名前そのままのLarry Crowne

WOWOWにて字幕版視聴
次回は7/14、7/19放送予定。
WOWOW

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