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窓から顔を出す怖いおっさんと、シャイニングという明るいタイトルが全然結びつかず、どんな作品なのかわからないままでいたのですが(あえて原作は読みませんでした)予想以上に「戦慄」って感じのサスペンスでありましたし、主演のジャックニコルソンの演技(特に表情)が見ごたえ十分でした。
あらすじ
作家のジャックと妻ウェンディ、そして予知能力“シャイニング”を持つ5歳の息子ダニーは、ジャックがある大ホテルを冬の間だけ管理する仕事のため、ロッキー山脈の現地へ。だがそこは、ジャックと同じ仕事をしていた前管理人が家族を惨殺し、自分も自殺した、いわくつきの場所。やがて氷雪に閉ざされて密室と化したホテルで、一家は次々に不可解な事象を目撃。特に筆が進まないジャックの精神状態は、極めて不安定になっていく。(WOWOW番組案内より
↑怖いの苦手な人注意。
いわくつきの場所ということでガンガン血しぶきが飛ぶスプラッター系なのかと思いきや、そういうのはサクッとで、どちらかというと気味のわるーい、得体のしれない恐怖、摩訶不思議空間の映画でした。
独特のカメラワークと音楽、広い屋敷の中でいるのは家族だけ。見せ方が非常にうまくて、いつ何が出てくるのか身構えてしまいました。
特にダニーがお風呂場で何かを見た→ジャックが確かめに行く、というシーンの描写は非常に気分が悪くなる映像で、あの向かってくるあれが夢に出てきたらどうしよう、って思うほどでした。
ダニーの能力に気がつくスタッフのハロランさん、彼は味方なのか敵?なのかわからなくてそれも不気味だったのですが、考えてみると登場人物ってめちゃくちゃ少ないんですよね。それなのに閉ざされた環境や出るのに何時間もかかる巨大迷路、といった舞台装置をうまくつかって、とってもスリリングな作品になってる。
ジャケットのシーンはどこででてくるのかずっと気になってましたが、あれは怖かった。ダニーの予知の本当の意味とか。
原作から削られた要素もあるらしいので、近いうちに小説にも挑戦したいと思います。絵がないぶん余計に震え上がりそうな予感。
WOWOWにて字幕版を録画、視聴。次回は6月14日放送。
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