タケミチ命がけの戦いとそれに影響を受けた者たちによって違う歴史隣、未来は変わったかに思えたもののまたしても恋人ヒナタが殺されてしまう。ドラケンも刑務所におり、東京卍會はあの頃とは別の姿となっていたがそこにはマイキーのトラウマとなったとある悲劇、バルハラとの戦い。その影に稀咲という男が関わっている疑惑があり……。
永山絢斗、間宮祥太朗、村上虹郎、清水尋也、高杉真宙ら新キャストも参加。
前編あらすじ
タケミチ(北村匠海)の恋人のヒナタ(今田美桜)が、凶悪化した東京卍會によって再び殺されてしまう。ヒナタを救う手がかりは、東京卍會を結成した6人の仲を引き裂いた、ある悲しい事件にあった。タケミチは過去に戻り、ヒナタの命、さらには仲間の未来を救おうとする(シネマ・トゥデイより)
後編あらすじ
凶暴化した東京卍會に恋人のヒナタ(今田美桜)を殺され、未来を変えるために過去に戻ったタケミチ(北村匠海)。そこで、ヒナタの死のきっかけとなった、東京卍會の結成メンバーたちによる親友同士の壮絶な戦いが始まる。タケミチは誰も死なせないという思いで、引き裂かれてしまった仲間たちの絆を取り戻そうとする。(シネマ・トゥデイより)
劇場公開時は約2ヶ月ですぐに後編となる決戦が公開されたので、販売された今は可能なら一気に見ることをお勧めします。その言葉から分かる通り前編は盛り上げるだけ盛り上げたところで終わるのでかなり続きを見たくなっちゃうはず。僕自身もWOWOWで数ヶ月待たされたのですごく待ち遠しかったです。ちなみに今月前編がNetflixに来るらしい情報を見かけました。
ざっくり言うと「バルハラ」って言うチームとの抗争が起きて、ハロウィンに大乱闘、そしてやりすぎた結果の悲劇が起きるんですが何故か敵側にトーマンの初期メンバーがいたり、別のチーム「メビウス」にいたキサキがトーマンに加入してかなりの地位を得たりとただの単純な2チームの戦いじゃない。
結成当時の様子や、マイキーを思うが上に起きてしまった悲劇に関しては原作を読んでいても色々とショッキングでしたしマイキーがとっくに限界だったのがよくわかる。だから彼がキレて暴走しないようにすることが、今回のタケミチの一番のミッションだった。
東リべの面白いところは主人公がめちゃくちゃ強いとか賢くて未来を変えるために頭脳戦で立ち回るとかじゃないところだと思ってて、実際「チノハロウィン編」もめちゃくちゃ弱いんだけどそのガムシャラな姿によってみんなを鼓舞したりした結果、歴史が変わっていく。
今回は千冬という高杉くん演じるキャラがいるので、ちょっと孤独な戦いでもないのが良くて。今後も良き親友みたいなポジションになっていくわけですが後編ラストのタケミチの処遇についてはアニメとはまた違う感動がありました。静かに報告するシーンがグッとくる。
最終決戦を盛り上げるために新キャラたちの掘り下げがきっちりされていくので焦らされた一方で2部作スタイルで正解だったかなと。それこそ新キャラが一気に増えるので原作知らないと誰が誰やらって感じだったと思う。その中でも万場はかなりスポットが当たっていて、見た目だけガリ勉だったりとかのコミカルさからめちゃくちゃ強いっていうギャップも良かった。永山さんはしばらくは表舞台には出れなくなってしまいましたが、ある意味でこの映画の1番のキーパーソン、印象に残る役柄でした。
まあ元々中学生っていう設定に無理があるので見えるかどうかはもはや気にするだけ無駄って感じの域になってると思うので、若手キャスト集めてバトルが見れるっていうだけで十分お釣りが来るかなと個人的に感じてます。アクション映画だけあって戦闘シーンはかなり力が入っていて、特に一人だけ規格外のパワーでてるドラケンのバトルはすごく見応えありますし、前述の通りボロボロになりながらも頑張るタケミチの姿にも胸熱くなりました。
血のハロウィンの決着そのものについては手放しでハッピーエンドと呼べるものではありませんが、今回もタケミチの頑張りはかなり意味をなしていて、間違いなく未来は変わっていそうなのが救い。
一方でヒナとの関係は……。最後の最後での彼の決意含めて、ここからもまだまだ前途多難な道なのですが映画の続きが見たい人はぜひ原作コミックで。
今回もsuper beaverの主題歌がすごく良くて。『儚くない』の歌詞【儚いから美しいなんて 命には当てはまらなくていい】がすごく好きです。
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