トムクルーズの代表作のひとつ「ミッション・インポッシブル」実に7作目となる今回は、8作目と合わせて2部作構成。最強のAIと、それに関連する2つの鍵をめぐり、IMFの工作員であるイーサンとその仲間がいくつもの敵と戦うことに。トムの危険をかえりみないアクションシーンの連続、過去作キャラも登場。
ロシアの潜水艦に搭載されたAI「エンティティ」が暴走し、魚雷によって別の潜水艦を沈没させてしまう。どの国にとっても脅威となりうるそれをとめようと二つの鍵を手に入れようといくつもの勢力が動き出すなか、IMFの工作員イーサンも仲間と共にミッションを開始。凄腕のスリに出会ったり、かつての宿敵が立ち塞がるなどトラブルは続き……。
あらすじ
ロシアの潜水艦は最新の高度なAI“エンティティ”を搭載していたが、自我を得た“エンティティ”は自ら発射した魚雷で潜水艦を沈没させる。各国は“エンティティ”が世界中のシステムにとって脅威になると恐れ、“エンティティ”を唯一制御できる、二つでひと組の鍵を手に入れようとする。“IMF”のイーサンも“エンティティ”の鍵を見つけようと行動を起こすが、“IMF”加入前から彼を知る宿敵ガブリエルが立ちふさがる。(WOWOWO番組案内より)
まず第一に164分とむちゃくちゃ長いんですが、それ以上に舞台がころころ変わるのでめちゃくちゃボリュームがあって。あまり褒められない行為なのかもしれませんが数回にわけて視聴しました。そのほとんどでトムクルーズが危険な行為に身を投じてて見応えあるのと同時に「むりしないでくれよ」って気持ちにもなってしまう(汗)
登場人物もけっこう入り乱れてるんですが、基本的には鍵を手に入れようといくつもの派閥が絡み合っていることがわかればOK。まあイーサンをはじめ工作員に関しては「失敗したならそれまで」って態度なのは気になるものの、 CIAはいちおう正義側。まあアメリカの利益が1番って価値観でドライなのは他のハリウッド映画とか見てても同様ですよね。うぜぇ。
そこに新キャラクターとして凄腕のスリで犯罪者グレースが新ヒロインとして登場。ヘイリーさんはMCU「ペギーカーター」(キャプテン・アメリカの恋人)のイメージが強い。地球の危機!っていう状況下でいきなりチーム入りしちゃっててかなり大変ですし、特に最後の1/3では超ピンチに陥ってしまう。でもその度胸とか、手品じみた手癖のおかげでかなりいい感じになったので必要なメンバーだったのかな。でもけっこう自己中心的な行動とってて(イーサンに手錠かけて置き去りとか)クセの強いキャラだったな。
逆に元MI6のイルサは……。
武器商人としてアラナって女性も出てきますが吹き替えが広瀬アリスさんなので他のベテラン声優陣に混じると残念ながらちょっと浮いてましたね。フランスの暗殺者女性は格闘シーンがめっちゃカッコ良かったし、終盤の展開もなかなかに存在感ありました。ポム・クレメンティエフさん、ガーディアンズオブギャラクシーのマンティスやってる女優さんなんですね。
ベンジーとルーサーは序盤を中心に良きチームとして活躍してて、彼らのシーンだとより「スパイもの」ぽさがありました。監視カメラで追いかけっこ、なぞの時限爆弾解除。おなじみの変装シーンも数回ありました。ベンジーのちょっと間抜けな感じ大好きです。
目玉であるアクションとしては、やっぱり最終盤の崖からのダイブが一番テンションあがって、登場の仕方とか若干ギャグっぽくなってるのもふくめて最高。電車の上のバトルや、垂直になった車内を移動するとかは正直ほかの作品も割とありがちなパターンなので見応えこそあったもののM:Iらしさとまではいかなかったですね。でもカーチェイスも街並みが綺麗だったし、あんな車で!?とか、列車にひかれそうになって、みたいなスリルもかなりあったし。総合的には大満足。
長いのに細かい部分をばっさりテンポよく展開してくので敵側の暴走列車の流れとか計画とかでずに進行してくから先が見えにくくてハラハラ。全陣営が集結しててるわ、ブレーキ壊れてるわのカオスが楽しかった。
鍵の正体とか勿体ぶった割にはごく普通のアイテムだったのですが、次回でいよいよ誰が使うのか、無事に世界を守れるのかってのが描かれると思うので楽しみ。というか海中とかも舞台になるよな〜
トムクルーズの無茶なアクションを堪能しつつ鍵争奪戦にワクワク、面白かったです。
WOWOWにて録画、Netflixにて吹き替え版で視聴。
24年7月現在ネトフリ配信中。
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