アメリカ。唯一の肉親を亡くし孤独になってしまったイヴィーは、アルバイトのお土産でもらったDNA調査キットによって遠い親戚の存在を知り、彼と会うことに。一族みな喜んでおり、イギリスの豪華やお屋敷で行われれる結婚式に来て欲しいと言われる。一部からは部外者のような扱いをうけるものの、家主ウォルターはとても良くてくれいつしか二人は惹かれあっていく。しかし不気味なことが立て続けに起き、ついにアイヴィーは一族に隠された秘密を知ることに。
ウォルター役にトーマス・ドハティのほか、ヒュー・スキナー、ショーン・パートウィー、コートニー・テイラー、アラナ・ボーデン、ステファニー・コーネリアセンら共演。
あらすじ
ニューヨークで暮らすイヴィーは、唯一の身内であった母親を亡くし、寂しい思いをしていた。しかしある日、イヴィーは彼女の存在を知った親戚から、イギリスの豪奢な屋敷で行われる結婚式に招待され、戸惑いながらもイギリスへと向かう。初めて会う親族に温かく迎え入れられ、屋敷の魅力的な主人・ウォルターとも親密になって夢のような時間を過ごすイヴィーだったが、彼女を歓迎する心優しい親族達には、醜悪な企みがあった。やがてイヴィーは、一族の歴史に隠されたいびつな秘密を知り、悪夢のような出来事に巻き込まれていく。(ソニー商品ページより)
上記予告動画でネタバレしちゃってるので書いてしまいが、「吸血鬼もの」です。ただそれが判明するまでかなり長い時間がかかりますし、トワイライトをはじめとした吸血鬼男と普通の女性の恋愛映画とは全然違いました。
王道の「身分違いの恋」ロマンスをなぞるような展開をしつつ、この家なんか不気味だぞ、ってオーラをまといながら展開していく。執事とかからは基本的によく対応されないけど、家主のウォルターだけは親切だしどんどん惹かれていく。そこだけ見るとシンデレラストーリーって感じなんですけどね。
いきなり百舌鳥が激突してきたりとか、「びっくり脅かし系」(ジャンプスケア)もありますし、夜のシーンも多めなので全体的に画面がくらいからなかなかのホラー。そもそも冒頭でいわつきの屋敷だってのは僕らもわかってるわけですが、何かがいるのか、人がやばいのかは段々と理解していく。それこそ怪我して血が出た時の反応があまりにもベタなのでそこで察しました笑
判明してからは「いかにしてこの状況から脱するか」がメインになっていって、個人的にはこのパートが面白かった。ウォルターだけじゃなくて基本的に全員敵っていう絶望感。ただその家系に生まれただけなのに、ターゲットにされてしまったイヴィー。開き直ってくるのも怖いんだけど、まず人間をナチュラルにしたに見てるのがなー。善人で、金銭的にも不自由なく永遠の命って聞くと悪くないかもと思うんですが、あの性格は嫌かもなー。
一度なんとかなったかな?と思わせてからの再捕獲。マジでどうするのよ、って感じですが、さらに新要素。ヒロイン戦いますw これも予告でちらっと見えてますが、吸血鬼?眷属?になったことで身体能力UPして同じ土俵で戦えるからか、心折れずにいっきに攻勢に。時間的にはわずかでしたがなかなか新鮮なパターンに思えて面白かったです。
ちょっと期待したよりかは全部の要素が振り切れてなくてこじんまりとした印象は受けますが、化け物の屋敷に迷い込んでしまった主人公の運命やいかに!?っていう王道のハラハラはありましたし、適度なラブロマンス要素もあって全体的には楽しめました。あまり評価も高くなく日本では配信オンリーですがホラー好きはぜひ。
Netflixにて吹き替え版で視聴。
日本ではDVD未発売、各種動画レンタルセルor見放題で配信中。
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