ルイス・マンディロル(『ランボー ラスト・ブラッド』)、コスタス・マンディロル(『ソウ 3D』『ソウ5』)ら共演。
あらすじ
家族と一緒に休暇を過ごしていた女性FBI捜査官ヴィクトリアは、ヨーロッパ旅行中に何者かに夫を殺され、娘を誘拐される。食事中に目撃した国際犯罪者の指名手配犯スレーターが関わっていると思い接触をする。しかし、スレーターは何も知らず、仕事で会った闇の臓器売買をしている男達が怪しいと話す。娘を救出するためには、スレーターの力を借りるのが最大の近道であると思ったヴィクトリアは、スレーターと共に犯人を探し出すことに。果たして、娘を無事に救出することができるのか― (予告動画概要欄より)
実際見てる時にも「やるのが(殺すのが)早いよ」ってシーンは絶対に予告のオチに使われるだろうな、って笑ったのですが予感的中。主人公ヴィクトリアは本当に血の気が多い主人公で、もはやギャグレベルです。邦題にもなっている通り「娘のために犯罪者とバディを組むことに」っていう要素が霞むくらい、悪党にドン引きされるくらいほんとはちゃめちゃ。まあ大事な娘とられたら誰だってああなりますけどね。最初に「アドレナリン」って出てきた時点で察してましたよ。(おそらく原題)
この記事のカテゴリにも「B級」にしてますし、配給がアメイジングD.Cなんでね。ハリウッド大作と比べちゃうとあれなんですが、その主人公の無双っぷりとか、あとは吹き替えで見れたという部分でとても満足感がありました。犯罪者のいとことして「デブのパソコンオタク」みたいな超ステレオタイプキャラが出てきて次々に手がかりがわかっていくからテンポよく進むし、街中、ホテル、売春宿、ストリップクラブ、敵の潜伏場所など色々と舞台が変わって面白かった。
子供を臓器売買に利用、っていうこれ以上ないクズが敵なのもヴィクトリア達がやっつける爽快感もあるしね。彼女があまりにも強いから、首しめて落とす時に腕がまきこまれれ折れそうになったり、銃がジャムってここぞという時に撃てなかったりと相対的にちょっと間抜けキャラになっってるのも対比として良かった「俺はこの街のボスだぞ、通報したって無駄だ」みたいな序盤と同一人物とは思えないよ。
なので基本的に主演のコンスタンス・ペインのアクションだけがある意味見どころなんですが、さすがに10年以上もスタントウーマンとしての経歴あるだけあってカッコ良かったです。前述のとおり銃撃や格闘技、相手を絞めたりボコボコにしたりとなんでもござれだったしね。もちろん相手が女性でもお構いなし、ホテルのフロント女性への尋問も予告で映ってますよね。最終盤の、怒りを込めた拳は相当痛そう。
繰り返しますがB級作品なので割とサクッとした作りで、なんやかんや追いかけて最後は無事に娘を取り戻しました、めでたしめでたし。という予想通りのお話。それでも映画としてはまとまってたし。「ほんとこの主人公血の気が多いなぁ」って笑いながら見るのにぴったり。
huluにて吹き替え版で視聴。
24年4月現在、アマプラでも見放題対象です。
デンジャラス・バディーズ [DVD]
動画はこちら
https://amzn.to/4cLLrKd
人気ブログランキング参加中。
この記事へのコメント