シャドウ・イン・クラウド / クロエ・グレース・モレッツ主演。第二次大戦中。ニュージーランドから出発する爆撃機に突如加わった女性乗組員には、とある秘密の任務があった。

クロエ・グレース・モレッツ主演のアメリカ・ニュージーランド合作サスペンスアクション映画。第二次世界大戦の時期、サモアへ向かう爆撃機を舞台に、とある任務を抱えて乗り込んだ女性士官の戦いを描く。前半はソリッドシチュエーション、後半はモンスターパニックと転換するのも見どころ。監督はロザンヌ・リャン。
1943年8月。オークランドからサモアへ向かうB-17「フールズ・エランド号」に、機密書類のカバンを持った女性士官モードギャレットが搭乗することになる。鞄に細心の注意を払い開けるなと念押しするが、唯一の女性と素性のわからないということもあり、機体の下部銃塔におしやられてしまう。そこで彼女は不審なものを見るが相手にしてもらえず苛立ちはつのるばかり。しかし都市伝説かと思われた謎の魔物「グレムリン」は実在していて……。
ニック・ロビンソン、ビューラ・コアレ、テイラー・ジョン・スミスら共演。
あらすじ
第2次世界大戦中の1943年。連合国空軍の女性大尉モード・ギャレット(クロエ・グレース・モレッツ)は、最高機密をニュージーランドからサモアへ運ぶ任務を上官から下される。フールズ・エランド号と命名されたB-17爆撃機に乗り込んだ彼女は、男性乗務員たちから侮辱的なことを言われ、銃座へと押し込められる。その機内で、モードは右翼にまとわりつく謎の生物を発見する。(シネマ・トゥデイより)



この記事のカテゴリも「B級」に設定してますが、ほんとクロエが主演ではなかったら日本でもここまで取り扱ってないだろうなと感じさせるあらすじ。日本語吹き替えも劇場公開もBlu-rayも出ちゃうのはすごいなぁ。キックアスも扱ってるカルチュア・パブリッシャーズさん偉い。

とはいえ実際に見ていくと前半、後半と別々の作品と思えるくらいそれぞれちゃんと映画になっていて見応えは十分にありました。主人公であるモードが物理的。精神的に孤軍奮闘していくストーリーなので、シンプルに応援したくなるし、思わせぶりな「機密書類」。そもそも彼女は何者なんだ?っていう「引き」がうまい。

時代ということもあるんでしょうが、もうドン引きするくらいの男尊女卑、下品なものいいで彼女を批評するのはもちろん、チームにとって重要そうな情報さえちゃんと聞いてくれないのはかなりむかつきましたね。終始「はいはい。わかったよお嬢さん」みたいなムードが蔓延してて、イライラしました。

冒頭では下部銃塔って表現しましたが、人間一人入れるだけの、機体の下にある武器を操作する小部屋においやられ前半のほとんどはそこで彼女の様子だけで進行してくから低予算感はいなめないものの、彼女の疎外感や孤独に感情移入できる。ソリッドシチュエーションスリラーですよ。

先に言ってしまうと場所が場所なので狙撃手として活躍するシーンがその後に待ち構えてるので、さんざん舐めてた男たちが「すげぇ!」ってなるところはスカッとしましたね。残念ながら相手が日本軍なのでわれわれにとっては若干複雑なんですけども。ド派手な音とともに空中戦、撃墜っていうのも迫力ありました。

予告でネタバレしちゃってますが便宜上「グレムリン」と呼ばれる魔物との戦いに展開していく後半戦もがらっと雰囲気がかわり、それまでは銃塔で防御一方だった彼女が反撃にでて戦うのもたくましくてかっこよかった。あれだけ色々言ってた男たちもかなり犠牲になっちゃうし、空の上という逃げ場がない状況でのモンスター退治はパニックになりますよね。最終的に地上で己の肉体で戦い出した時は流石に笑っちゃいましたけど。強すぎるだろうと。「私に限界はない」って言い聞かせて奮い立たせるのはグッときましたけど。


彼女の素性や機密についてはなるほどって印象ですが、この秘密があればこそ絶対に失敗できないし強くなれたんだろうなと納得する部分もあります。本部に問い合わせてちょっとずつ嘘がばれるところとか、サスペンスとしてドキドキしました。

上映時間もめっちゃ短いし、内容も素直なんで、なんとなくさらっと見る作品としてはぴったり。予告に使われてる落ちる〜ってなってからの展開はぜひご自身の目で確かめて欲しいと思います。


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