未確認生物特務機関「モナーク」が謎の信号をとらえ、地下の世界に調査へと向かうことに。そこで暮らしているコングは小さな猿スーコに出会うが、彼にはとある目的があってコングに近づいていた。一方地上でもゴジラと怪獣との戦いが繰り広げられたり、施設をおそって核物質を吸収。何かの前兆だと人々は不審がり……。
レベッカ・ホール、ブライアン・タイリー・ヘンリー、ケイリー・ホトルら出演。
あらすじ
巨大生物の調査研究を行う未確認生物特務機関「モナーク」が、異常なシグナルを察知する。モナークが警戒を強める中、かつて激闘を繰り広げたゴジラとキングコングが現れ、再び戦いを繰り広げる。さらにゴジラとキングコングそれぞれがテリトリーにする地上世界と地下空洞の世界が交錯し、新たな脅威が出現する。
公開時にどこかのレビューで「ヤンキーくさい」って書かれてたんですが、実際見てみると記事タイトルなどで触れた通りま〜人間臭いこと。人語こそしゃべらない、手話でやりとりするシーンもほぼないものの、表情や動き、というかそもそもの行動理由とかがほんと人間に見えちゃって、めちゃくちゃ面白いです。
シャワーシステム作ったり、箸休め的にある「虫歯の治療」とかも声出して笑いましたよ。まあ高い知能があることと、人間に心を開いてるっていう理由づけにもなってるんですが、こんかいかなりコミカルに進んでいくのでエンタメ映画ってこういうのでいいんだよって感じ。
吹き替えキャストとして尾上松也さんが参加してますが、この黒人キャラも賑やかし担当としてかなり貢献してたし。
W主人公ってことで、地上と地下空洞、二つの世界での危機が同時進行していくイメージ。ただどちらかというとずっとコングに共感してましたね。まず序盤としては彼の強さや賢さが強調されて、敵の怪獣を倒せるんですが、途中からより強い存在が出てきて、かなりのピンチになる。
それには冒頭でふれた「スーコ」というチビ猿キャラがかなりキーモンキー(キーパーソン)でしてね。
騙して水竜怪獣と戦わせたのに倒しちゃって、その肉を自分にわけてくれたり。あとが怖いから指示通りに彼を地下帝国に案内はするけど、どこかでコングに肩入れし始めて、助けたりしてくれる。先に行っちゃうけどラストバトルでもいい働きをします。
今回のヴィランとして登場する地下帝国の独裁者スカーキング。こいつは他の巨大猿をしたがえてるんですが、疲れて動けなくなった高齢猿を切り捨てて殺したり、後述の氷属性の怪獣を従えてて一目で「吐き気を催す邪悪」ってわかるのがシンプルでいい。そうです、こいつをコングとゴジラの共闘で倒すんですよ。そのスカッと感のために、中盤あたりはコングでさえもやられちゃてかなり辛かった。
かつて地上に侵攻したことが壁画になってるとか、ちょいちょいロマン溢れる設定も盛り込んでて、物理的にも精神的にも世界の広がりを感じてそこもよかった。そういう人知れず存在してきた怪獣たちと、今調査してるモナーク。ちょっとインディジョーンズ的な良さがあります。
ジアのルーツである地下世界のイーウィス族。この人たちの技術も目をみはるものがありましたし、彼らと後半でてくるモスラのつながりもエモくて。彼女(?)の説得でゴジラとコングが共闘にいくのも、二人のヤンキーに仲良くしろって言ってる委員長キャラっぽくて笑います。
終盤に怒涛の展開でみせてくれるバトルシーンは映画のメインディッシュだけあってめちゃくちゃ見応えあります。特に重力が作用する世界観での規模もそうですが、地上の青天の下で行われる方も、しんぷるに怪獣たちの大きさ、強さがありありと伝わってきてすごくよかった。シンプルに見やすいっていうのがいいですよね。すっごい映えるんですよ。特にコングは人間特製の腕の装備があるし、ゴジラは光線。氷の怪獣はいうまでもなく。それぞれの得意分野で、乱戦が起こっていく。
ちゃんと因果応報というか、先に触れた悪役を見事倒して気持ちよく終われるのもいい。暴れられるのはちょっと厄介だけど、ゴジラもコングも人類にとっては友好的な存在ですからね。彼らがそれぞれトップとして他の怪獣をおさえてくれてるかぎりは安心。
続きものであるものの、これがあたらしい三部作の一つ目っていう構想あるらしいので、すでに制作決定がアナウンスされている次回作も楽しみです。
怪獣映画ファンのみならず、難しいこと考えずド派手バトルを浴びたい方、昔ながらのヤンキー漫画が好きな方は特におすすめします。
WOWOWにて吹き替え版で録画、視聴。
26年7月25日よりNetflixで配信予定なので、会員の方はぜひ(結構かかったね)

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