エクスペンダブルズ ニューブラッド / アクションスター大集結で話題のシリーズが約10年ぶりにジェイソン・ステイサム主演。仲間の命をうばったテロリスト相手に新生傭兵チームが大暴れ。

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約10年前の1作目から、ロッキーやランボーでお馴染みスタローンと、今回も一番の主役であるジェイソンステイサムをはじめシュワちゃんやブルース・ウィルスなど人気アクションスター共演で話題なり3作作られてきた傭兵チームの活躍を描く人気シリーズが復活。任務中の悲劇や世代交代によって新しくできた新生・エクスペンダブルズが、核の脅威、テロリストを相手に今回も大暴れ。
みずからを消耗品と自称し傭兵チームを束ねてきたバーニーと親友のクリスマス。久しぶりの任務は核ミサイルを奪おうとするテロリストを退治することだが、作戦中にバーニーが殉職。仲間たちは悲しみんにくれる。そこから時は経ち、彼の死によって明らかになった情報などからテロリストとその依頼主オセロットに近づけるチャンスが巡ってくる。クリスマスは命令を背いたことを理由にチームから外されてしまうが、追跡装置をつけて別ルートで敵を追うことに。世界の危機を救うため、そして仲間の敵討のため最強チームが動きだす。
ドルフ・ラングレン、ランディ・クートゥア、アンディ・ガルシアが再集結したほか、新チームリーダーでクリスマスの恋人にミーガン・フォックス、 カーティス・“50セント”・ジャクソン、トニー・ジャーや イコ・ウワイスら共演
あらすじ
傭兵(ようへい)軍団エクスペンダブルズを率いるバーニー・ロス(シルヴェスター・スタローン)は、CIAから下された新たなミッションのため、かつての相棒であるリー・クリスマス(ジェイソン・ステイサム)を訪ねる。バーニーと再び組むことにしたリーがアジトへと足を運ぶと、そこにはかつての仲間だけではなく、新たなメンバーもいた。新生エクスペンダブルズは、テロリストが所有する核兵器を奪還する危険なミッションに挑むも失敗。失われた仲間の敵を討つために彼らが再び立ち上がる。(シネマ・トゥデイより)


ショックを受けないように予告動画でもネタバラシしてくれていますが、なんと映画の1/3くらいのところでスタローン扮するバーニーが殉死してしまいます。バーで賭けに負けて大事な指輪をとられたことの解決や、再序盤のミッションなど一応アクションはそこそこ見せてくれるんですがエクスペンダブルズといえば、の一人が退場しちゃうのはなんとも言えない寂しさ。

ドルフ・ラングレンとか歴代メンバーもいるものの、今なお主演作連発していることを考えてもジェイソン・ステイサムが一番知名度もあるでしょうし、今回もドリームチームといいながらも【ステイサム兄貴とその他の仲間たち】になってしまっているのも否めなくて、実質的な主演作だと思います。見たことあるひとばかりだけど、どうしてもこれまでのようなあの人もこの人も、みたいなアクション映画俳優大集結感からは若干のスケールダウンしていると感じちゃったな。

無職になってSPやれば(黒スーツはトランスポーターみたい)護衛対象にキレて殴ってしまうし。ヒロインとのラブシーンも担当。組織と袂をわけて個人行動するから必然的にスポット当たる回数は多くなるし、やっぱりつええ!ってなる。ピンチになっったところに合流する流れだから余計に頼もしく感じますが、そもそも……。

とはいえ荒くれ者の寄せ集め系としての魅力自体はきちんと継承されていて、とにかくわかりやすいストーリーとそれぞれの強さを感じさせるド派手なアクション。メンバーには個性があるので活躍シーン、見せ場が用意されてますし、なんだかんだいいながらも良いチームなのは見ていて楽しかったです。掛け合いも面白いのですが、アントニオバンデラス演じたおしゃべり男の息子役でジェイコブ・スキピオが追加。序盤の方はずーっと馬鹿みたいなこと喋り続けてて(下ネタ)、バーニーを失った怒りで寡黙になるのはすごくインパクトありましたね。あとは狙撃手のガンナー。断酒と老眼でいまいちパッとしなかったものの、覚醒して無双するのとか気持ちよかった。

トニー・ジャーとか敵のイコ・ウワイス(ザ・レイド&スカイライン)など、アジア出身の格闘つよつよキャスト陣の戦闘も見応えあって、ちゃんとドンパチじゃなくて己の体一本で戦うすがたを見せてくれました。終盤あたりのクリスマスとのタイマンは、途中までトンファー使ってたのをすててステゴロになるからね。わかってる〜

閉じ込められた時に突破する方法だったり、敵を騙し討ちする爆弾などちょいちょい笑えるシーンもあったし、頭空っぽにしてみれる娯楽映画でした。最後にクリスマスが仲間のためにした行動もカッコよかったけど、さらにサプライズで……。黒幕の正体は割と予想できちゃうと思うし、乱暴な言い方をするとストーリーはおまけって言えるかも(ひどい)アクションをただただ堪能する作品。

僕の視聴環境のせいかもしれませんが、後半あたり船を舞台に変わって特に甲板のシーンなんかはすごく「セットで撮影しています」感がでちゃったのが少し気になった。合成集というか。別に再生速度いじったり、小さすぎる画面でみたわけじゃないんだけどなー。変に明るすぎたりPCとかが補正してヌルヌル度があがるとチープになっちゃうのかな。

ステイサムファン、アクション映画ファンおすすめの1本。お祭り感は1~3の方も負けてないので、そちらもぜひ。

アマプラにて吹き替え版で視聴。
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